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日本健康教育学会
Japanese Society of Health Education and Promotion

栄養教育研究会 平成28年度公開座談会 報告 (平成29(2017)年6月25日)

 平成29年6月24日~25日,早稲田大学早稲田キャンパスで第26回日本健康教育学会学術大会が開催されました.同時開催で栄養教育研究会企画の公開座談会「学校における食育で,健康教育・ヘルスプロモーションの評価の考え方を取り入れるには?」を行い,全国から約100名の参加者が集まりました.
 日本健康教育学会栄養教育研究会では,平成25年度より,「学校における食育の評価」をテーマに活動を進めてきました.本座談会では,文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課食育調査官横嶋剛先生と埼玉県坂戸市立入西小学校校長太田正久先生をお招きし,学校における食育で健康教育・ヘルスプロモーションの評価を取り入れるにはどうしたらよいか、参加者と一緒に考えました.
 横嶋剛先生からは,国の立場から,学校の現状と食育の評価について,太田正久先生からは,教育委員会と学校長の立場から,坂戸市における食育の評価について,最後に,栄養教育研究会前委員長であるお茶の水女子大学赤松利恵先生からは,栄養教育研究会の立場から,本研究会が考える食育評価について,それぞれご発言いただきました.その後,参加者からの質問にお答えいただきながら,3名の先生方,それぞれのお立場からのご意見を伺いました.参加者の方からは,「それぞれの立場からの話が聞けてよかった」,「子どもの変化に着目した評価が大切であることがわかった」等の意見をいただきました.今後については,「今回のように栄養教諭のための講座を開いてほしい」,「次は,勉強会に参加します」といった意見もいただきました.
 栄養教育研究会では今後も健康教育・ヘルスプロモーションの評価の考え方を取り入れた食育の評価の方法を学校現場に普及させるための方策を検討して参ります.今後とも,栄養教育研究会の活動に,ご支援の程,よろしくお願い申し上げます.

  (委員長 中西明美)

栄養教育研究会 平成28年度公開学習会 報告 (平成29(2017)年3月25日)

 平成29年3月25日(土)お茶の水女子大学において,「『学校における食育の評価』の実践に向けたワークショップ 第2弾」というタイトルで公開学習会を開催しました.89名(学会員59名,非会員30名)の参加者が全国各地から集まりました.
 日本健康教育学会栄養教育研究会では,平成25年度より,「学校における食育の評価」をテーマに活動を進めてきました.今年度は,これまでの成果を一冊の冊子にまとめたワークブックを用いて,一日かけてワークショップ形式で,学校における食育の評価を学習しました.
 グループワーク後に,ワークブックの良かった点と使い方について,グループディスカッションを行いました.「ステップに沿って行うことで,具体的な目標が立てることがわかった」「PDCAサイクルにのっとってまとめてありよかった」といった意見があがった一方で,「パート2として事例集が欲しい」「調査項目のデータの蓄積が今後は必要」といった建設的な意見もありました.また,使い方として,「研修会で使ってみたい」というご意見もいただきました.
 最後に,本研究会オブザーバーである武見ゆかり先生(女子栄養大学)から,総務省における政策評価において,食育の推進は厳しい評価結果だったとのお話がありました.食育に携わる者すべてがこの結果を真摯に受け止め,これからの食育活動に取り組まなければいけないと考えます.食育の活動を多くの人に理解してもらうためには,目に見える形での評価が必要です.栄養教育研究会が提案する「学校における食育の評価」の方法がこの課題解決に貢献することを期待しています.
今後とも,栄養教育研究会の活動に,ご支援の程,よろしくお願い申し上げます.

  (委員長 赤松利恵)

 本学習会で使用したワークブックはこちらでお買い求めいただけます. 

 NEWS 第26回日本健康教育学会学術大会(2017年6月24~25日,早稲田大学 早稲田キャンパス)期間中に,公開座談会を開催します(日時:6月25日(土)9:30~11:00,無料,事前申込み不要).タイトルは,「学校における食育で,健康教育・ヘルスプロモーションの評価の考え方を取り入れるには?」です.ぜひ,みなさま,ふるってご参加ください.LinkIcon詳細は,ちらしでご確認ください.

栄養教育研究会 第25回学術大会研究発表 報告 (平成28(2016)年6月11日~12日)

 平成28年6月11日~12日,沖縄科学技術大学大学院(OIST)で開催された第25回日本健康教育学会学術大会において,研究発表を行いました(発表タイトル:学校における食育の評価はどうあるべきか~栄養教育研究会の活動を通して~」.参加者の方々のご意見を伺いたかったため,ラウンドテーブルセッションに演題登録を行いました.シンポジウムと重なっていたにも関わらず,学校における食育に関するみなさまが集まり,満席の会場の中,熱い議論が交わされました(参加者13名,ファシリテーター1名,研究会委員3名).
 研究会の活動報告に時間がとられ,参加者の方々の発言の時間が短かったことを反省していますが,その中でも,貴重な意見がいただけました.たとえば,「『70%から90%になった』という評価をしても,学校では,残りの10%を無視できない」といったご意見は,学校ならではの考え方で,学校における食育の評価を行う上で,知っておかなければいけないと感じました.
 現在,栄養教育研究会では,研究会が提案する「学校における食育の評価」の普及を検討しています.栄養教諭養成の教員や学校栄養士のみなさまの意見も取り入れながら,ワークブックを改良させ,今年度の公開学習会では,そのワークブックを用いて,ワークショップ形式の学習を行いたいと考えています.今後の研究会の活動は,学会誌やホームページでご案内します.引き続き,栄養教育研究会の活動へのご支援をよろしくお願いします. 

(委員長 赤松利恵)

栄養教育研究会 平成27年度公開学習会 報告(平成28(2016)年3月26日)

 平成28年3月26日(土)お茶の水女子大学において,「『学校における食育の評価』」の実践に向けたワークショップ」というタイトルで公開学習会を開催しました.98名(学会員37名,非会員61名)の参加者が全国各地から集まりました.
 日本健康教育学会栄養教育研究会では,平成25年度より,「学校における食育の評価」をテーマに活動を進めています.平成25年度は,学校における学習評価と健康教育・ヘルスプロモーションの評価について学び,平成26年度は,何をどのようにして進めればよいかの手引となる提案書をまとめました.そして,今年度は,その提案書の内容が実際,現場で活用できるか,実践協力校とともに,目標設定から評価までの一連の流れを,実施しました.
 今年度の公開学習会の目的は,今年度の活動を通して具体化された「学校における食育の評価」の手順とポイントについて,参加者のみなさんとワークショップ形式で学習し,今後の「学校における食育の評価」のあり方について議論することでした.グループワークのイメージを持っていただくために,まず,これまでの学習会の活動概要の説明の後,実践協力校の実践事例を紹介しました.そして,その後,ワークブックのステップにそって,グループで作業を行いました.休憩をはさんで,グループワークで学んだこと,改善点,さらに,栄養教育研究会が提案する評価の方法を普及するためには何が必要かという点について,グループで議論しました.「目標設定から食育の評価まで,具体的に学ぶことができた」「ワークブックに目標一覧があった方がいい」など,たくさんのご意見をいただきました.ワークブックに対するご意見については,栄養教育研究会で検討し,ワークブックの改良に反映させたいと考えています.
 来年度は,普及に力を入れて活動を行いたいと考えております.また,今回時間が足りなかったというご意見も多かったことから,来年度は時間を延長して学習会を開催する予定です.今後の研究会の活動は,学会誌やホームページでご案内します.「学校における食育の評価」が充実するよう,今後も多くのみなさまのご意見やご協力をお願いいたします.

(委員長 赤松利恵)

NEWS 第25回日本健康教育学会学術大会(2016年6月11~12日,沖縄科学技術大学院大学)ラウンドテーブルで,発表します.これまでの栄養教育研究会の「学校における食育の評価」活動を振返り,今後のあり方を議論したいと考えています.ご都合のつく方,ぜひ沖縄の学会にご参加ください. 
LinkIcon第25回日本健康教育学会学術大会のホームページはこちら

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栄養教育研究会 平成26年度公開学習会 報告

 平成27年3月28日(土)お茶の水女子大学において,「『学校における食育の評価』」のあり方について考える」というタイトルで公開学習会を開催しました.77名(学会員34名,非会員43名)の参加者が集まり,「学校における食育の評価」のあり方について議論しました.
 今回の公開学習会は昨年度の公開学習会のテーマに引き続き,企画されました.昨年度は,「学校における食育の評価~学校における学習評価と健康教育・ヘルスプロモーションの評価は何が同じで何が違うのか~」というタイトルで,「学校教育」と「健康教育・ヘルスプロモーション」の異なる立場から教育の評価について学習し,「両者における評価は何が同じで何が違うのか」について,議論しました.その結果,この2つには,共通点はあるものの,違いもあり,学校で食育が受け入れられるためには,学校教育と健康教育・ヘルスプロモーションの両方を含めた新たな評価を検討する必要性が見えてきました.そして,今年度,栄養教育研究会では,「学校における食育の評価」という提案書を作成するため,活動を行ってきました.
 今年度の公開学習会は,まず研究会が提案する「学校における食育の評価(案)」の説明から始まり,その後「学校における食育の評価(案)」をもとに,学校における食育の評価のあり方について,参加者のみなさんと議論しました.ディスカッションは,研究や実践,学生など様々な職種で組まれたグループでの討論,そしてグループの意見を共有した後,全体討論に移りました.「研究会の提案する内容に同意する」という意見だけでなく,「誰がどのように評価するのか」といった具体的な評価の方法を知りたいという意見も多くありました.また研究会が提案する図表に対し,具体的な意見もあがりました.
 今後,栄養教育研究会は,公開学習会であがった意見を参考に,「学校における食育の評価」について修正を行い,日本健康教育学会誌で発表する予定です.さらに,来年度の栄養教育研究会の活動として,「学校における食育の評価」実践可能性の検討を予定しています.協力校において実践することで,より具体的な評価の方法を事例としてご紹介できるのではないかと考えます.今後の研究会の活動は,学会誌やホームページでご案内します.「学校における食育の評価」が充実するよう,今後も多くのみなさまのご意見やご協力をお願いいたします. 

(委員長 赤松利恵)

関連論文(特別報告)
「学校における食育の評価」に関する提案に至るまで 赤松 利恵.日本健康教育学会誌. 23(2):143-144. https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/23/2/23_143/_pdf
提案書:望ましい食習慣の形成を目指した学校における食育の評価 赤松利恵,稲山貴代,衛藤久美,神戸美恵子,岸田恵津. 日本健康教育学会誌. 23(2):145-151. https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/23/2/23_145/_pdf Corrigendum:日本健康教育学会誌. 24(3):157. https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/24/3/24_157/_pdf
提案書:望ましい食習慣の形成を評価する学校における 食育の進め方 赤松利恵,稲山貴代,衛藤久美,神戸美恵子,岸田恵津. 日本健康教育学会誌. 23(2):152-162. https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/23/2/23_153/_pdf Corrigendum:日本健康教育学会誌. 24(3):158-159. https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/24/3/24_158/_pdf

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栄養教育研究会 平成25年度公開学習会 報告

平成26年3月29日(土)お茶の水女子大学において,「学校における食育の評価-学校における学習評価と健康教育・ヘルスプロモーションの評価は何が同じで何が違うのか-」というテーマで公開学習会を開催しました.総勢99名(学会員36名,非会員63名)の参加者が集まり,学校における食育の評価について議論しました.
 今回の公開学習会は二部構成であり,第一部では,お茶の水女子大学の冨士原紀絵先生より「学校教育の立場から」,そしてその後,女子栄養大学の武見ゆかり先生より「健康教育・ヘルスプロモーションの立場から」と題したご講演をいただき,異なる立場から教育の評価について学習しました.第二部では,第一部での講義を受け,「学校における学習評価と健康教育・ヘルスプロモーションの評価は何が同じで何が違うのか」と「学校における食育の評価はどうあるべきか」の2つのポイントについて,グループディスカッションを行い,その後,講師の先生を交えて総合討論を行いました.今回の学習会は,研究者だけでなく,現場の栄養教諭・学校栄養士の先生方,県や国といった行政関係者の方々の参加も多かったため,立場の異なる参加者でのグループディスカッションができ,さらに総合討論で,学習会の内容を深めることができました.
 今回の学習会を通して,学校における学習評価と健康教育・ヘルスプロモーションの評価は,共通点はあるものの,違いがあることも,見えてきました.健康教育・ヘルスプロモーションで重視する食習慣や健康状態といった結果評価は,食育の評価として欠かせない評価である一方,学校教育では,次への教育への改善につなげるため,子どもがどのようにしてそこにたどり着いたのかといったプロセス評価を重視していることを知りました.また,評価方法の違いがあることも学び,学校で食育が受け入れられるためには,学校教育と健康教育・ヘルスプロモーションの両方を含めた新たな評価を検討する必要性があることを感じました.
 今回の学習会のテーマに対して,「継続して欲しい」という参加者からの声も多く,研究会として引き続きこのテーマを扱い,深めていきたいと考えています.研究会の詳細は,学会誌に報告する予定です.また,今後の研究会の活動は,学会誌やホームページでご案内します.今後も多くのみなさまのご参加をお待ちしています.

(委員長 赤松利恵)
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栄養教育研究会 平成25年度学術大会ワークショップ 報告

 第22回日本健康教育学会学術大会(平成25年6月22日~23日,千葉大学)の1日目,栄養教育研究会企画のワークショップ「食行動のエビデンスに関する文献レビューの実践および研究への活用に向けて~食行動と栄養・健康状態の関連,栄養教育研究会の活動をとおして~」を開催しました.総計33名の参加者が集まり,栄養教育研究会の研究活動について議論しました.

栄養教育研究会では,平成23年度からワーキンググループ(WG)を立ち上げ,食行動と栄養・健康状態の関連を調べる文献レビューを行ってきました.今回のワークショップの目的は,WG活動として実施した文献レビューの結果・成果を参加者と共有し,栄養教育の実践および研究にどのように活かすことができるかについて議論することでした.そこで,今回のワークショップでは,WGの活動の紹介と「共食」行動を担当したWGの報告の後は,参加者と活発な議論を行うため,各グループでの話合いの時間としました.各グループには,ワーキングメンバー以外の参加者も加わったことから,新しい視点での意見もいただくことができました.
 今年度は,WG活動の最終年度です.栄養教育研究会では,WG活動の成果を社会に発信するサポートを今後行っていきます.WG活動の成果にご期待ください.なお,毎年開催している栄養教育研究会公開学習会は,今年度末に予定しております.詳細が決まりましたら,また学会誌やHP等通じご案内させていただきます.(委員長 赤松利恵)

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栄養教育研究会 平成24年度公開学習会報告

  平成25年3月24日(日)お茶の水女子大学において,平成24年度公開学習会を開催しました.
総計67名(学会員44名,非会員23名)の参加者が集まり,栄養教育研究会の研究活動について議論しました.
学習会の模様
 栄養教育研究会では,平成23年度に「食行動」と健康・栄養状態の関連の文献レビューワーキンググループ(WG)を立ち上げ,今年度は各グループ担当する食行動の文献レビューの活動を行ってきました.そこで,今回の公開学習会では,この1年間のWG活動報告を行いました.今回は,これまでの2回の中間報告会で得た意見を踏まえ,検索および抽出した結果を示し,その中の論文をいくつか紹介しました.参加者のみなさまからも「途中経過をとても詳しく説明して下さり,勉強になりました」「レビュー結果がまとまって報告されることを楽しみにしています」というご意見をいただきました.次の目標は抽出した論文をすべて読み,エビデンステーブルを完成させることです.今後の活動をご期待ください.


懇親会の模様
公開学習会後に,1年間のWG活動のお疲れさまの意味も含めて,懇親会を行いました.1年間のWG活動を通して,会員ネットワークを築けたことも,栄養教育研究会の活動の成果だと思います.
(委員長 赤松利恵)

次回は,第22回日本健康教育学会学術大会(2013年6月22~23日,千葉大学)にてワークショップを行う予定です.栄養教育の研究者のみならず,食行動と健康・栄養状態の関連に関する文献レビューに興味のある方,栄養教育を実践されている皆さまのご参加をお待ちしています.

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栄養教育研究会ワーキング・グループ 第1回中間報告会のご報告

  平成24年7月7日(土)第21回日本健康教育学会学術大会(首都大学東京南大沢キャンパス)自由集会において,栄養教育研究会ワーキング・グループ(WG)の第1回中間報告会を行いました.懇親会後の夜遅い時間にも関わらず,42名(研究会委員,WGメンバーでない会員16名を含む)の参加者が集まりました.

  栄養教育研究会では,昨年度「食行動」と健康・栄養状態の関連のエビデンスをまとめるWGを立ち上げ,現在6つのグループが作業を行っています.6つのWGが集まるのは,昨年度の公開学習会から約5ヶ月ぶりでした.これまで各WGで作業を行っていたため,それぞれ不安を抱えていたと思います.しかし,今回,他のWGの状況を聞くことで,同じような課題でつまずいているということがわかったり,文献レビューを進める上での検索式や採択・除外基準の決め方等についての具体的な意見が得られたりと,今後作業を行っていく上での課題が明確になったのではないかと思います.また,フロアからも貴重なご意見をいただくことができ,WG活動の今後が期待されます.

 次回は,第59回日本栄養改善学会学術総会自由集会(名古屋国際会議場,平成24年9月12日)にて,第2回中間報告会を開催する予定です.今回からまた一歩前進したWG活動の報告を期待しています.栄養教育の研究者のみならず,文献レビューに興味のある方,栄養教育の実践家のみなさまのご参加をお待ちしています. (委員長 赤松利恵)

  第2回中間報告会の案内:LinkIconhttp://nkkg.eiyo.ac.jp/portfolio/pg357.html

平成23年度公開学習会の報告:LinkIconhttp://nkkg.eiyo.ac.jp/portfolio/pg306.html

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栄養教育研究会ワーキング・グループ 第2回中間報告会のご報告

平成24年9月12日(水)第59回日本栄養改善学会学術総会(名古屋国際会議場)自由集会において,栄養教育研究会ワーキング・グループ(WG)第2回中間報告会を開催しました.定員50名の会場に総計69名(研究会委員,WGメンバー:17名,当日参加者:52名)が集まり,活発な議論が行われました.
意見交換の様子 (栄改自由集会)

 今回の報告会では,前回の第1回中間報告会(第21回日本健康教育学会学術大会自由集会,2012年7月7日,首都大学東京)で得た意見を踏まえた作業の報告が行われました.前回より期間が短かったにも関わらず,どのグループも前回より進展していました.しかし,次の段階に進むと新たな課題が出てきており,今回もそれらの課題解決に向けた建設的な意見交換が行われました.レビューして得られた文献をどのようにまとめていくかが今後の課題になると思います.今回得られた意見やヒントをもとに,次の報告に向けさらに作業が進められることを期待しています.
 次回は,平成24年度栄養教育研究会公開学習会(2013年3月24日,お茶の水女子大学)にて報告を行う予定です.栄養教育の研究者のみならず,食行動と健康・栄養状態の関連に関する文献レビューに興味のある方,栄養教育を実践されている皆さまのご参加をお待ちしています.
(委員長 赤松利恵)

栄養教育研究会 平成23年度公開学習会報告

  平成24年2月4日(土)お茶の水女子大学にて,“「食行動」と健康・栄養状態の関連~エビデンスに基づいた健康・栄養教育の実践・研究活動の促進を目指して~”というテーマで,平成23年度栄養教育研究会公開学習会が開催されました.69名(正会員:21名,学生会員:10名,非学会員:20名,学生:18名)の参加者が「食行動」と健康・栄養状態の関連について学びました.

  第1部では,針谷順子先生(社会福祉法人 健友会 みなみかぜ)を講師にお招きし,“「3・1・2弁当箱法」の実施と健康・栄養状態の関連”と題したご講演をうかがいました.講演の内容は,「3・1・2弁当箱法」の妥当性の検証と,「3・1・2弁当箱法」を活用した介入プログラムによる健康・栄養状態の変化に関するものでした.講演後の質疑応答では,実際現場で「弁当箱法」を活用されている参加者からの質問もあり,「弁当箱法」を用いた栄養教育に対する関心の高さをうかがうことができました.


  栄養教育研究会では,今年度から,エビデンスに基づく研究と実践活動に役立てるため,「食行動」と健康・栄養状態の関連を検討した文献をレビューするワーキンググループ活動を予定しており,第2部では,その具体的な活動について,説明を行いました.ここで,ワーキンググループ活動の実際をイメージしていただくために,衛藤委員と會退友美助教(お茶の水女子大学)から,「共食」に関する文献レビューの例が紹介されました.

  最後に,ワーキンググループ活動に興味がある参加者に残ってもらい,5つのグループに分かれ,今後の活動について話し合いを行いました.5つのグループは,①朝食を食べる,②主食・主菜・副菜のそろった食事を食べる,③栄養成分表示を利用する,④ゆっくり食べる,⑤夜遅くに食事をする(間食を含む)です.5つのグループに,栄養教育研究会委員が一人担当となり,今後の活動のサポートをしていきます.また,文献レビュー例として行った「共食」行動についても,ワーキンググループ活動の一環として,引き続き作業を行っていきます. (委員長 赤松利恵)

次回は,第21回日本健康教育学会学術大会にて,各グループの進行状況を報告する予定です.栄養教育研究会の今後の活動にご期待ください.

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