日本健康教育学会誌 投稿案内

 以下の内容は日本健康教育学会誌投稿規程、執筆要領、査読規程の内容を集約し、まとめたものです。

目次

規程類とフォーマット
投稿先
目的と範囲
原稿種別
出版に関する方針および出版倫理に関する原則 
査読プロセス
著作権、オープンアクセス、出版費用について
原稿の投稿
原稿の準備
採択された原稿

投稿先

 投稿はこちらから

目的と範囲

日本健康教育学会誌は日本健康教育学会が発行する英和混在のオープンアクセスジャーナルで、オンラインおよび冊子体で年4回発行されています。日本健康教育学会誌は健康教育学およびヘルスプロモーション分野における重要かつ独創的でこの分野の研究や実践の発展に寄与する研究論文、実践報告を掲載しています。
本誌で掲載する論文の種類は、論壇、総説、システマティックレビュー、原著、短報、実践報告、論説、特別報告、コメンタリー、その他の10種類です。原著と短報は、未発表の独自の研究を報告するものです。実践報告は健康教育活動に関する報告です。システマティックレビューは系統的な方法を用いて、文献検索・選定・批判的吟味を行い、選択された文献のデータ抽出および分析を行ったレビューを指します。それ以外の論文は過去の研究の要約であっても構いませんが、重要な洞察や新たな視点を加えたものでなければなりません。
本誌では、全ての種別の論文についてダブルブラインド方式の査読を行っています。論文の出版は、COPECommittee on Publication Ethics)のガイドラインに基づいたワークフローによって行われています。日本健康教育学会誌が想定する読者は、健康教育学、ヘルスプロモーションおよびその隣接分野の研究に携わる研究者、学校・医療機関・行政機関・企業等において健康教育・ヘルスプロモーション実践の場で活動する専門職およびスタッフ、これらの分野に関心のある学生や一般の方です。

原稿種別

本誌で掲載する論文の種類は、論壇、総説、システマティックレビュー、原著、短報、実践報告、論説、特別報告、コメンタリー、その他の10種類です。原著と短報は、未発表の独自の研究を報告するものです。実践報告は健康教育活動に関する報告です。システマティックレビューは系統的な方法を用いて、文献検索・選定・批判的吟味を行い、選択された文献のデータ抽出および分析を行ったレビューを指します。それ以外の論文は過去の研究の要約であっても構いませんが、重要な洞察や新たな視点を加えたものでなければなりません。
原稿の種類とその内容、制限ページ数は表1のとおりです。

表1 原稿の種類        
 種   類   内   容   制限頁数(刷り上がり)
 論壇 (Perspectives)   理論や実践等についての提案・提言   4(2,100字×4)
 総説 (Review Articles)   先行研究の総括、解説   7(2,100字×7)
 システマティックレビュー(Systematic Reviews)   明確に定式化された内容について、系統的な方法を用いて、文献検索・選定・批判的吟味を行い、選択された文献のデータ抽出および分析を行ったレビュー   14(2,100字×14)
 原著 (Original Articles)   独創的な研究論文・科学的観察   7(2,100字×7)
 短報 (Short Communications)   原著論文の短報、技法・手法の改良に関する論文   5(2,100字×5)
 実践報告 (Field Reports)   健康教育活動に関する報告   7(2,100字×7)
 特別報告 (Special Reports)   特集記事、学術大会の講演内容など(主として依頼原稿です。ただし当学会委員会や研究会等の活動報告やセミナー報告は単題に限り随時投稿を受付けます)   6(2,100字×6)
 論説 (Editorial)   特定のテーマに関する小論、特集の企画解説など(主として依頼原稿であり、投稿は受け付けません)   2(2,100字×2)
 コメンタリー (Commentary)   掲載論文に対するコメント(主として依頼原稿であり、投稿は受付けません)   2(2,100字×2)
 その他 (Others)   書評 (学術書に限る)、会員の声、学会報告、レター(掲載論文に対する意見)、研究・教育に関する情報提供   2(2,100字×2)

注)字数には、本文、和文抄録、図表写真、文献を含みます。図表写真は、掲載論文を参考に字数換算して下さい。なお、制限頁数を超える場合は、超過頁の印刷実費(11,000円/頁)は著者の負担とします(投稿規程「6.投稿原稿の取り扱い」を参照下さい)。

出版に関する方針および出版倫理に関する原則

投稿資格・オーサーシップ

1)投稿に関し筆頭著者、責任著者(corresponding author)は正会員・学生会員・名誉会員であることを条件とします(その他の共著者は会員外も可)。ただし編集委員会による依頼原稿の場合はこの限りではありません。
2)著者の人数に制限はありません。複数名から成るグループでの投稿の際にはグループ名義で投稿しても構いません。ただし個人の責任著者を置いてください。
3)本誌に投稿されるいかなる原稿のオーサーシップもInternational Committee of Medical Journal Editors(ICMJE)における著者の基準に準拠します。詳細はICMJEウェブサイトを参照してください。

投稿内容

本誌に掲載される原稿は他誌に未発表のもので、健康教育学の進歩に寄与するものとします。なお、次の文書の投稿は二重投稿とはみなしません。学会・研究会等における発表要旨、研究助成等の報告書、学位論文、論文プレプリント。

著作権のある資料の転載

著者自身が著作権を保持しない資料が原稿に含まれている場合、著者はその著作権者から転載について許諾を得る必要があります。 既に公表・出版されている資料が原稿に含まれている場合、著者はその著作権者および出版者から転載について許諾を得る必要があります。 原稿の投稿時には、転載する資料すべてについての転載許可書のコピーを原稿に添付してください。

データおよび資料の入手可能性

著者は、公開されているデータや資料について、その出所(公開リポジトリや商用データベース等)を開示しなければならず、必要に応じて登録番号や企業の詳細を論文に記載する必要があります。著者は自分のデータや資料を補足資料(電子付録)として公開するか、もしくはコミュニティに認知されている公的データベースやリポジトリにて公開しこれを論文にリンクすることによりアクセス可能な状態にすることを推奨します。全てのデータセットは、査読の過程で編集委員と査読者が完全に利用できるようにしなければならず、論文の出版日までに一般に公開できるよう考慮してください。著者は、論文がジャーナルから出版された日から少なくとも3 年間はデータセットを保存してください。本誌では、論文に記載されたデータ、材料、実験プロトコルの共有を求める合理的な要求を著者が認めることを奨励します。

動物/ヒト実験

ヒトを対象とした生物医学的研究については、原則、倫理委員会の承認を得ているものとします。「実践報告」はこの限りではありませんが、ヘルシンキ宣言および「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」など、研究倫理に関する指針を厳守し、本誌「実践報告論文に関する倫理的配慮ガイドライン」に従い、「実践報告論文の投稿にあたっての倫理的配慮チェックリスト」を投稿時に併せて提出してください。また、著者は、動物または動物由来の物質を用いた実験を記載した原稿について、その研究が著者の所属機関の承認するガイドラインに沿って実施されたことを示す必要があります。

臨床試験登録

介入研究の結果を投稿する場合は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に従い、介入開始前に、国立大学附属病院長会議、一般財団法人日本医薬情報センター又は公益社団法人日本医師会が設置している公開データベース等に研究計画を登録している必要があります。

報告ガイドライン

1)ランダム化比較試験 (randomized controlled trial: RCT) 論文の場合は、CONSORT声明2010 Schulz KF, Altman DG, Moher D, for the CONSORT Group. CONSORT 2010 Statement: updated guidelines for reporting parallel group randomised trials. BMJ 2010;340:c332.) に準ずることを奨励します。
2)アクションリサーチに関する論文の場合は、本学会の「アクションリサーチに関する論文の書き方ガイドライン」に準じてください。
3)システマティックレビューを投稿する場合は、PRISMA(Preferred Reporting Items for Systematic Reviews and Meta-Analyses) 声明に従い27項目のチェックリストおよびフローチャートを論文中に含めて下さい。また,研究実施前にそのプロトコールを PROSPERO (International prospective register of systematic reviews) に登録することをお薦めします。

利益相反

責任著者を含む全著者の中に原稿内容に関連した利益相反状態にある者がいる場合は、責任著者が代表して別添「日本健康教育学会誌 投稿時COI自己申告書」(本学会ホームページよりダウンロード可)を記入のうえ、PDFにして本誌投稿サイトより提出してください。提出された申告書は、本学会COI指針に従って管理されます。
本文内には「利益相反」の項目を設け、全著者の本原稿の内容に関連する利益相反状態の開示をお願いします。「関連する」とは本原稿の内容によって営利または非営利の第三者の利害に影響を及ぼす可能性があるあらゆる関係を意味します。なお、利益相反の開示は必ずしもバイアスの存在を示すものではありません。開示すべきかどうか疑問に思う場合は開示することが望ましいです。利益相反に該当しない場合は、その旨を記載して下さい。(例:利益相反に相当する事項はない)

セルフアーカイビング(グリーンOA)方針

著者は、セルフアーカイビング(グリーンオープンアクセス)として自身の論文をオンラインリポジトリに登録できます。本誌では、論文の著者に対し、本誌からの出版後すぐに機関リポジトリまたは公開リポジトリに論文の出版社版(J Stageからダウンロード可)を登録することを奨励しています。

長期的なデジタルアーカイビング

日本健康教育学会誌を収録しているJ-STAGE では、日本健康教育学会誌を含むデジタルコンテンツを、ダークアーカイブサービスであるPortico に保存しています(https://www.portico.org/publishers/jstage/ を参照)。自然災害等によりJ-STAGE で一定期間以上コンテンツを提供できない事態が発生した場合、本誌のコンテンツはPortico にて公開されます。

査読プロセス

編集および査読プロセス

本誌は、ピアレビュー・ジャーナルです。上記の「論壇」「総説」「システマティックレビュー」「原著」「短報」「実践報告」「特別報告」「コメンタリー」「その他」の原稿は査読審査後、アクセプトされた場合のみ掲載が決定されます。また、著者の氏名および所属を伏せた上で、少なくとも2名が査読にあたります。
論文の投稿があった場合には、編集委員長またはシニアエディターによって一次審査が行われます。本誌のスコープに合わないものや出版に適さないと判断されたものは、査読を経ずに却下されます。一次審査を通過した原稿は、編集委員長またはシニアエディターが担当編集委員を指名します。担当編集委員は、投稿論文として基本的な要件を満たしているかどうかを検討の上、2名の査読者を選定します。本学会非会員の方でも査読を担当することができます。

査読者の選定、査読期間、提案

査読者は、当該分野における専門知識、評判、他者からの推薦、または本誌における査読者としての経験に基づいて選出されます。査読依頼は論文投稿後3週間以内に行われます。査読者は著者名や所属を削除した論文の閲覧および査読結果の入力ができる画面にアクセスする権限が与えられます。なお、投稿論文の査読期間は3週間以内とし、依頼原稿の場合は編集委員会にて適宜設定をします。これらのスケジュールに遅延が予想される場合は、できるだけ早く編集委員会に連絡をする必要があります。

査読レポート

本誌の方針として、査読者のコメントは原文のまま著者に送信します。ただし、査読者のコメントに不快な言葉や機密情報、出版への推奨事項が含まれている場合、本誌は査読者に相談することなく査読者のコメントを編集する権利を有します。
査読者は、投稿論文が原稿の種類に適した内容であり、健康教育ならびにヘルスプロモーション研究分野の進歩に寄与するものであるかを判断します(実践報告については「実践報告の査読にあたって」を併せて参照のこと)。投稿規程および執筆要領に沿っているかも判断します。本誌では査読者の先生に「教育的査読」をお願いしています。一般に「教育的査読」には様々な考え方があるようですが、リジェクトのための査読ではなくアクセプトのための査読と理解してください。ただし、本誌ではすべての投稿をアクセプトするということではありません。

採択基準

原稿が本誌の掲載要件を満たし、出版された際に本誌へ大きく貢献すると思われる場合、編集委員は本誌の掲載を推薦します。
日本健康教育学会誌に掲載される論文の採択要件は以下のとおりです。
 本誌の取り扱う領域内の内容であること。
 新規性および独自性があること。
 研究について技術的に厳密な記述がされていること。
 本誌の読者の関心が高い事項であること。
 当該分野において重要な発見であること。
原稿が本誌の採択要件を満たしていない場合、編集委員はリジェクトを勧告することがあります。

査読における編集委員の守秘義務

本誌は未発表原稿の機密性を保持します。また、編集委員は以下を遵守します。
 査読者からの合理的な要求がない限り、査読者の身元を開示しない。
 原稿やその内容について、原稿や査読に直接関与していない人と議論しない。
 原稿のデータや情報を自らの研究や出版物に利用しない。
 自分自身や他の人の利益のため、あるいは個人や組織に不利益を与えるために、査読の過程で得られた情報を利用しない。

査読者の守秘義務

査読者は、その責任の一環として未発表原稿の機密性を常に保持することに同意します。また、査読者は原稿の査読依頼を受けることにより、以下を遵守することに同意したものと見なします。
 原稿の査読における自身の役割を明らかにしない。
 原稿の著者に身元を明かさない。
 査読に直接関与していない人と原稿やその内容について議論しない。
 編集委員に許可を事前に得ることなく、第三者(ポスドクや博士課程の学生を含む)を査読に参加させない。
 原稿のデータや情報を自身の研究や出版物に利用しない。
 自分自身や他の人の利益のため、あるいは個人や組織に不利益を与えるために、査読の過程で得られた情報を利用しない。

査読者の利益相反

利益相反は、査読者による原稿の公平な評価に影響を及ぼす可能性のある状況が顕在する、認識されている、潜在する場合に生じます。具体的には、著者と個人的または職業上の関係がある、著者と同じテーマまたは競合するテーマで研究をしている、研究やその出版物に金銭的な利害関係がある、以前のバージョンの原稿を見たことがある、等が含まれます。編集委員長は査読者を招聘する際に利益相反の回避に努めますが、潜在的なバイアスを必ずしも特定できるとは限りません。査読者は、利益相反がある場合は編集委員長へ申告する必要があり、編集委員長は申告に基づき最善の行動を決定します。

エラータと撤回

本学会誌刊行後に記事内容に訂正の必要が生じた場合、編集委員会の議を経て「お詫びと訂正(erratum)」として掲載することができます。ただし著者の責任において生じた訂正内容については、印刷実費は著者負担とします。
出版された論文が無効または信頼できない結果や結論を含んでいたり、他の場所で発表されていたり、行動規範(研究倫理または出版倫理)を侵害している場合、撤回を行います。論文の撤回を要求する個人は、懸念事項の詳細を本誌編集部に連絡することを奨励します。編集委員長は調査を行い、当該論文の著者に連絡して回答を得ます。共著者の間で撤回をめぐって意見が一致しない場合、編集委員長は編集委員会または外部の査読者に助言を求める場合があります。論文が撤回された場合、反対意見のある著者については本文にその旨が記載されます。

編集委員メンバーが投稿した論文の扱い

編集委員長を含む編集委員会のメンバーが原稿を投稿した場合、自身は当該論文の査読プロセスから除外される。オンラインの原稿投稿・追跡システムでは、著者として原稿を見ることができるが、編集委員としては見ることができないため、査読の機密性は保たれる。
 
その他査読プロセスの詳細は本誌「査読要領」を参照してください。

著作権、オープンアクセス、出版費用について

本誌は202571日以降、完全オープンアクセス誌として運用しており、論文はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際(CC BY 4.0)ライセンスの下で公開されます。このライセンスにより、利用者は著者や出版社の許可を得ることなく、論文を無償で共有、再利用、翻案することができます。ただし、著者名や出典の明記(適切なクレジット表示)が必要です。

著作権とライセンシング

掲載が決定した論文の著作権は、原則として本学会に譲渡されます。著者は、掲載に際して著作権譲渡承諾書に署名していただきます。本学会は、著作権譲渡を受けたうえで、CC BY 4.0ライセンスに基づいて論文を公開します。
2025年333号以降に掲載された論文には、本誌の新著作権ポリシーが適用され、CC BY 4.0ライセンスの下で公開されます。それ以前の巻号に掲載された論文については、旧著作権ポリシーに従います。これらの論文については、以下の転載を認めています:① 著者の所属機関のウェブサイトまたは機関リポジトリへの登録、② 著者自身の個人ウェブサイトへの掲載。 その他への転載を希望される場合には、本学会ホームページよりダウンロード可能な「転載承認申請書」を学会事務局に提出してください。なお、転載に用いる電子データは、本誌に掲載されたJ-STAGE掲載版PDFに限ります。また、学位論文への転載に関しては、別途定める規定に従ってください。
研究助成機関によっては、助成を受けた論文を特定のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で公開することを要求していることがあります。関連する助成機関への確認は、投稿する前に著者自身によって行われる必要があります。

論文掲載料

掲載料(組版・印刷代)は、制限頁数以内を学会で負担します。超過した場合には、1頁につき11,000円をお支払いいただきます。超過分の掲載料は、掲載後、請求にしたがい別記口座に払い込んで下さい。別刷り料金は別表のとおりです。別刷り料金も別記口座へお支払い下さい。

出版の費用

日本健康教育学会誌はオンラインにて無料で閲覧することができます。「投稿料」は不要です、ただし超過頁および別刷り作成にかかる経費は著者の負担とします。経費一覧はホームページに記載しています(執筆要領「2.原稿作成上の注意」を参照下さい)。

原稿の投稿

(投稿は原則電子投稿とします。ただし、郵送も受け付けます)
1)原稿は、「論文原稿」「匿名化した原稿」の2種類作成します。「論文原稿」は「表紙(抄録を含む)・本文・図表写真」の順に、「匿名化した原稿」は「タイトルページ・匿名化した本文・図表写真」の順に、執筆要領に従ってWORDソフトで作成し、1 つのファイルにまとめて下さい。もし、異なるソフトで作成し、ファイルが複数に渡る場合は、作成した元の複数のファイルとPDFを提出して下さい。英文抄録は採用の通知を受けた後、プロによる英文校正を受けてから、最終原稿とともに速やかに編集委員会事務局に提出して下さい。
2)「投稿料」は不要です。ただし超過頁および別刷り作成にかかる経費は著者の負担とします。経費一覧はホームページに記載しています(執筆要領「2.原稿作成上の注意」を参照下さい)。
3)原稿は本誌投稿サイトより送付して下さい。
4)別添「著作権委譲承諾書」(本学会ホームページよりダウンロード可)を原稿投稿時に作成し、PDFにして本誌投稿サイトより提出して下さい。
5)責任著者を含む全著者の中に原稿内容に関連した利益相反状態にある者がいる場合は、責任著者が代表して別添「日本健康教育学会誌 投稿時COI自己申告書」(本学会ホームページよりダウンロード可)を記入のうえ、PDFにして本誌投稿サイトより提出してください。提出された申告書は、本学会COI指針に従って管理されます。
6)メールあるいは郵送する場合は、編集事務局に送付して下さい。

原稿の準備

1.論文の構成 ※英文論文の執筆要領は、本学会ホームページ上のSubmission Instructionsを参照下さい。
論文の構成は、原則として表1の通りとします。ただし、「論壇」「総説」「実践報告」「特別報告」「コメンタリー」「その他」の原稿の本文はこれにしたがう必要はありません。「実践報告」の本文の構成は、表2を参照下さい。
和文抄録は600字以内で作成して下さい。「システマティックレビュー」「原著」および「短報」の抄録は,目的・方法・結果・結論の項目で、内容をまとめて下さい。ただし、「総説」「実践報告」「特別報告」はこれに従う必要はありません。「実践報告」は,本文にあわせて、目的・事業/活動内容・事業/活動評価・今後の課題というまとめ方でも構いません。「論壇」「コメンタリー」「その他」は、抄録は必要ありません。また、「コメンタリー」「その他」の文献は、5つまでとします。
英文抄録は採用の通知を受けた後、プロによる英文校正を受けてから、最終原稿とともに速やかに編集委員会事務局に提出して下さい。英文抄録は「総説」「システマティックレビュー」「原著」「短報」「実践報告」「特別報告」に必要であり、字数制限は 250 words以内です。ただし、英文タイトル、著者英語名はすべての原稿において必要です。
本文内には「利益相反」の項目を設け、全著者の本原稿の内容に関連する利益相反状態の開示をお願いします。「関連する」とは本原稿の内容によって営利または非営利の第三者の利害に影響を及ぼす可能性があるあらゆる関係を意味します。なお、利益相反の開示は必ずしもバイアスの存在を示すものではありません。開示すべきかどうか疑問に思う場合は開示することが望ましいです。

表1 論文の構成      
項  目   内   容  
   原稿の種類      
   タイトル   短く、しかも内容を表して下さい。  
   著者名   著者全員の氏名。  
 所属名   著者全員の所属(右上付き文字で1*、2*を使い、著者名と対応させて下さい)。  
   抄録   600字以内(目的・方法・結果・結論でまとめる。ただし、実践報告は、本文にあわせて、目的・事業/活動内容・事業/活動評価・今後の課題というまとめ方でもよい)。  
   キーワード   3~5個(原則としてMeSHキーワードを使用)。  
 連絡先   責任著者の住所・氏名のほか、希望により電話・FAX・E-mailも掲載可。  
   ランニングタイトル   主タイトルが25字を超える場合は、25字以内のランニングタイトル。  
   ページ数   表紙から文献までの、1ページ2,100字である場合の総頁数。  
   図,表,写真数   図、表、写真、それぞれについての枚数。  
タイトルページ   タイトル、抄録、キーワード、ページ数、図、表、写真数のみを記したページ。  
   Ⅰ 緒言(はじめに,など)   背景と目的。  
   Ⅱ 方法(対象と方法,など)   対象と方法。倫理的配慮に関しても記述して下さい。  
 Ⅲ 結果   結果は、図・表などを使いわかりやすく示して下さい。  
   Ⅳ 考察   論理的に矛盾や飛躍がないようまとめて下さい。  
   Ⅴ 結論(結語,おわりに,など)   結論は、研究結果から導かれる特徴的で具体的な結論として下さい。  
  謝辞   (必要な場合)  
    利益相反   利益相反に該当しない場合でも、その旨を記載して下さい。(例:利益相反に相当する事項はない)  
    文献   執筆要領の「2.原稿作成上の注意」にしたがい、引用順に示して下さい。  
 匿名化した本文   謝辞や助成金情報、倫理委員会名など、本文のうち投稿者が特定される可能性がある情報の部分を黒塗り、あるいは●などの記号に置き換えたもの。  
 図・表・写真   1頁に1枚ずつ作成して下さい。図は、原則として、そのまま掲載できる明瞭なものとして下さい(タイトルは、図と写真は下、表は上に掲載。表では縦罫線を使いません)。  
 補足資料(電子付録)   補足資料は、読者が論文を理解する上で不可欠ではないが付加的な資料として提供される。補足資料は、データ、テキスト、音声、動画ファイルなどで構成され、受理された論文と共にオンラインで公開される。補足資料も査読の対象となるため、著者は原稿提出の際には最終版を提出しなければならない。原稿受理後は、著者は補足資料に変更を加えることはできない。  

※「総説」「システマティックレビュー」「原著」「短報」「実践報告」「特別報告」は、採用の通知を受けた後、プロによる英文校正を受けてから、最終原稿とともに英文抄録を提出して下さい。

         
 英文タイトル   タイトルの英訳(文頭の単語のみ大文字使用)。  
 著者英語名   著者全員の氏名の英文。  
 所属英語名   著者全員の所属の英文(右上付き文字で1*、2*を使い、著者名と対応させて下さい)。  
 抄録   和文抄録の英訳。英文 250 words以内。  
   キーワード   キーワードの英訳(原則として小文字使用)。  
 チェックリスト
 投稿票(投稿サイトを使用しない場合)
  投稿日、原稿種類、タイトル、英文タイトル、著者名、著者英語名、責任著者の連絡先(住所、氏名、電話、FAX、E-mail)を、A4判1枚に記載して下さい。(様式はホームページよりダウンロードすることができます)  
         
         
表2 「実践報告」の本文の構成      
   Ⅰ 目的   事業や実践活動の目的。  
   Ⅱ 事業/活動内容   事業や実践活動内容の説明、倫理的配慮に関しても記述して下さい。  
 Ⅲ 事業/活動評価   事業や実践活動の結果やそこから得られた成果等。  
   Ⅳ 今後の課題   実践の結果、次に行う際の注意点や今後似たような活動をする人たちへのアドバイス等。  
 謝辞   (必要な場合)  
   利益相反   利益相反に該当しない場合でも、その旨を記載して下さい。(例:利益相反に相当する事項はない)  
   文献   執筆要領の「2.原稿作成上の注意」にしたがい、引用順に示して下さい。  
         

2.原稿作成上の注意
1)本文は、A4判横書き(用紙は縦)で余白を上下35ミリ、左右各40ミリ、1行あたりの文字数を30字、1ページあたりの行数を35行に設定して下さい。執筆にあたって和文原稿は明朝体、11ポイントで作成して下さい(本学会ホームページより、フォーマットのダウンロード可)。英文抄録はダブルスペース、フォントはTimes New Roman12ポイントで作成して下さい。
2)表紙から文献まで通し頁および通し行番号をつけて下さい。
3)本文中の文尾では「…考え(られ)る.」「…考え(られ)た.」という表現は避けて下さい。
4)「わが国」という表現は避け、国名を明記して下さい。
5)暦年は原則として西暦で記載して下さい。
6)英文は、必ず英文校正業者か英語が母国語の専門家による校閲を受けて下さい。
7)数字は算用数字を用い、数字・英字は半角として下さい。
8)句読点は、全角のピリオド「.」コンマ「,」を用いて下さい。
9)かぎ括弧、丸括弧が連続する場合は、読点「,」を打たないでください。(例:この分析から得られたキーワードは「正確性」「信頼性」「重要性」であった)
10)抄録および本文中には、研究デザインを明記してください。アクションリサーチの場合もその旨を抄録および本文中に明記してください。
11)対象者数を表すNおよびnの表記は“American Medical Association Manual of Style”に従います。研究対象のサンプルサイズ全てを表すときにNを用い、サブグループのサイズを表すときにnを用いて下さい。(例:過去1か月に緊急入院した患者を分析対象とした(N=127)ところ,狭心症罹患者が最も多かった(n=38.
12)有意確率を表す記号は“American Medical Association Manual of Style”に従います。「 P 」とし大文字斜体で標記し、前後は半角スペースをおいて下さい。また表中のタイトル部分では、「P値」あるいは「P value」とせずに「 P 」とだけ示して下さい。
13)和文論文で統計学的有意検定の種類を示すときはできる限り日本語あるいはカタカナで示して下さい。(例:t検定,マン・ホイットニーのU検定)
14)図、表、写真は、1頁に1つとし、図1、表1、写真1などの通し番号をつけて下さい。また、本文の欄外に、それぞれの挿入位置を指定して下さい。
15)画像や写真は300dpi以上の解像度のものを用いて下さい。
16)図や表を引用・転載した場合には、投稿前に著作権者の許諾を得て、図や表の下に出典を明示して下さい。
17)本文中での文献引用は、引用順に、右上付き文字を用い、1)あるいは1),1,2),2,5-7)などの番号で示して下さい。またコンマやピリオドがある時はその前に数字を表記して下さい。(例:…である1,2.)
18)著者らの研究成果を本文中に引用し、さらにその主体を本文中に記載する場合、「筆者らは…」「著者らの研究によると…」などとは記載せず、「○○らは…」「○○らによると…」など姓を記載してください。
19)文献の記載は下記のとおりとします。
(1)著者などが複数の場合は、3人目までは全員を記載し、4人目以降は省略して「○○○○,他.」 または「XXXXXXXX, et al.」として下さい。
(2)英文雑誌名は、MEDLINEなどを参考に、定められた雑誌略称を使って下さい。和文雑誌名は、略記せずに記載下さい。
(3)引用文献記載において、コロンやセミコロンの後は半角スペースを空け、ハイフンも半角を使って下さい。なお日本語文献は全角のコロン、セミコロンでスペースなしとして下さい。
(4)文献リストの英語文献では文献名、書籍名は冒頭の単語と固有名詞のみ大文字とし、あとは小文字として下さい。() ×Health Behavior,○Health behavior
(5)文献リストの英語文献タイトルで、「:(コロン)」のあとは小文字ではじめて下さい。(例)Effect of advocacy on healthy food eating: a cross-sectional study.
①雑誌の場合
・宮坂忠夫.健康教育の変遷・現状・今後の課題.保健の科学.200042508513
・Yoshimura N, Jimba M, Poudel KC, et al. Health promoting schools in urban, semi-urban and rural Lao PDR. Health Promot Int. 2009; 24: 166–176.
・(オンラインジャーナルの場合はページ範囲ではなく論文番号で良い)Togari T, Yonekura Y. A Japanese version of the Pearlin and Schooler’s sense of mastery scale. Springer Plus. 2015; 4: 399.
②単行書の場合
・松下拡.健康問題の構造とその実態の把握.久常節子,島内節編.健康教育と学習.東京:医学書院;1994. 1454
・Green LW, Kreuter MW, Deeds SG, et al. Health education planning. Palo Alto: Mayfield Publishing; 1980. 18–32.
訳書の場合
・グリーンLW,クロイター MW.神馬征峰訳.実践ヘルスプロモーション―PRECEDE-PROCEEDモデルによる企画と評価.東京:医学書院;2005. 1018
④同一文献の別の頁を引用する場合
川田智恵子.前掲書3):52–64.
⑤ホームページ、インターネットウェブサイトからの引用については引用内容が明確に記載されているURLを示し、アクセスした年月日を( )内に記載します。書籍とウェブサイト双方に同一の引用文献がある場合は、書籍を優先引用文献とします。
(ウェブサイトから引用する場合)
・厚生労働省.健康日本21http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/sOf.html20081230日にアクセス).
20)統計解析の記述の方法については「統計データ・記載方法等に関するガイドライン」(本学会ホームページよりダウンロード可)に基づき定められた方法で記載して下さい。
21)査読後の注意、対応については、日本健康教育学会ウェブサイトの論文Q&Aをご覧ください。
22)学会主催セミナー等を含む学会活動に関する報告を執筆する場合には、タイトルまたはサブタイトルに「○○研究会○○年度活動報告」などをつけ、学会活動の報告であることがわかるようにして下さい。また、「利益相反」のセクションの前に「追記」セクションを設け「本稿は日本健康教育学会○○研究会の○○年度の活動内容を報告したものである」等の説明を記載して下さい。

採択された原稿

採択された原稿は出版前に本誌の制作チームによって校正と組版が実施されます。年に4回オンラインおよび冊子体で発行されています。採択された原稿に関する全ての連絡じゃ責任著者との間で行われます。

校正

著者校正は初校のみとします。この際、原則として誤字・脱字以外の加筆・修正は認めません。2校以降は、著者校正に基づき、編集委員会が行います。刷上りが著者校正と異なった場合のみ、著者からの請求により次号に正誤表を掲載します。

別刷り

別刷り料金は別表のとおりです、

別表 別刷り料金表 (送料別)         
本文頁 50部 100部 150部 200部 50部増ごとに
 1~4 4,400円 6,600円 8,800円 11,000円 +3,300円
 5~8 4,950円 7,700円 9,900円 12,100円 +3,300円
 9~12 5,500円 8,800円 11,000円 14,300円 +3,300円
 4ページ増につき +1,100円 +1,100円 +1,100円 +1,100円  

※表紙代は 1部につき、 20
500部以上の価格は、別途お問い合わせ下さい。

別記 振込先口座
ゆうちょ銀行 郵便振替口座番号:0500-9-44161 加入者名:一般社団法人日本健康教育学会
埼玉りそな銀行坂戸支店 398 () 口座番号:5342918 口座名:一般社団法人日本健康教育学会

投稿に関するお問い合わせ

162-0801 東京都新宿区山吹町 332-6 パブリッシングセンター
(株)国際文献社内  『日本健康教育学会誌』編集事務局
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