GREETING 

理事長挨拶

理事長 武見ゆかり
(女子栄養大学 副学長・教授)

2023年4月
 

  •  企業では久々に対面の入社式が行われるなど,新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行が予定される中で,新年度が始まりました。
  •  本学会は5月から新年度を迎えますが,7月22日,23日の第32回学術大会は,3年振りに対面を中心とした学会となります(一部オンラインもあります)。
  •  いよいよ,アフターコロナの生活,環境の中で,健康教育・ヘルスプロモーション活動のあり方が問われます。
  •  多くの方にご参集いただき,対面でディスカッションを致しましょう。
  •  また,活動の成果やプロセスを,ぜひ学会誌に投稿していただき,皆で共有していきましょう。

 

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  • 2023年 新年のご挨拶
 

持続可能な社会のための健康教育・ヘルスプロモーション 

  • こちらからお読みください → 日本健康教育学会誌 30(1):1-2 

 


2022年7月26日
 
 2022年7月23日に開催された第8回定時総会で,理事長に再任いただきました。引き続き,2年間,理事長を務めさせていただきます。
 第30回学術大会は,多くの方が3年振りの対面開催を楽しみにされていたと思います。しかし,新型コロナウイルス感染の第7派の拡大により,急遽オンライン開催となりました。小橋元(獨協医科大学)大会長はじめ事務局の皆さまが,迅速にオンライン開催への切り替えを進めてくださいました。ただ,あまりに突然の変更で,参加者の方々にご不便をおかけした点もあったかと思います。この場を借りて,お詫び申し上げます。
 さて,本学会は,健康教育・ヘルスプロモーションに関する研究の充実・推進および,その普及を図ることを目的としています。この「健康教育」と「ヘルスプロモーション」をどのようにとらえるか。学会としての考え方は2012年に整理し,ホームページに掲載していますが,改めて両者の関係について議論をしていきたいと考えております。
 理事会メンバーも一部入れ替わり,全体に若返りがされました。各委員会,研究会,若手の会など,それぞれの活動を充実,発展させつつ,人々の健康と幸福に寄与できる学会として,社会に対する情報発信,アドボカシーを積極的に進めてまいります。
 会員の皆さまの積極的なご関与とご協力を,よろしくお願い致します。

2022.1.1 新年 理事長挨拶
 
新春のお慶びを申し上げます。
 一昨年来のCOVID-19対応下で,国内外の様々な活動が制限される状況が続いています。

 
栄養関係では,12月に政府主催の東京栄養サミット2021が,海外からの来日が叶わず,ハイブリッド形式で開催されました。Double burden of malnutrition(栄養不良の二重負荷)という世界共通の課題解決に向け,66か国及び複数企業から331件のコミットメントが発表され,健康・食・強靱性・説明責任・財源確保という5つの項目について、栄養分野で今後取り組むべき方向性が提示され,共有されました。

 本学会も,9月に第29回学術大会を初のオンラインで開催しました。吉池信男学会長のリーダーシップ,竹林正樹事務局長のマネジメント,青森県立保健大学等関係者の皆さまの連携体制の中で,一般演題98題,参加者384名という大盛会でした。参加者アンケートからも,充実したプログラムへの高評価と満足度の高さが確認できました。
 また, ICTを活用して積極的な学会活動が行われました。会員から論文を公募し,学会誌で「健康教育・ヘルスプロモーションとCOVID-19」という特集を実現,学術委員会を中心に学会セミナー「ウィズコロナの健康教育・ヘルスプロモーションを考えるワークショップ」を開催,広報委員会の企画でホームページに「健康教育・ヘルスプロモーション講座」という新しい情報発信シリーズも始まりました。アドボカシー研究会,栄養教育研究会若手の会は,いずれもオンラインでセミナーや学習会を開催し,遠方からもご参加をいただきました。昨年1年の活発な活動を振り返り,改めて,ご関係の皆さまに御礼申し上げます。
 新しい年になりましたが,新年早々,オミクロン株感染による“第6波”が心配されています。7月には,小橋 元学会長の下で第30回学術大会(独協医科大学, 栃木)が予定されています。テーマは,伝統と創造 次世代の健康教育をめざして(仮題)です。何とか3年振りに対面で参集し,COVID-19で大きく変わった生き方,暮らし方,働き方をふまえ,これからの健康教育とヘルスプロモーションについて,直接の議論やコミュニケーションをしたいと願っています。
 本年も,学会活動への一層のご協力,ご参加を,よろしくお願い申し上げます。

2021.1.1 新年 理事長挨拶
 
 昨年は,新型コロナウイルス感染症(以下,コロナ)への対応に追われ,人々の暮らしが否応なく変化した1年でした。医療や公衆衛生の現場で勤務される会員の方々は,年末年始もない大変な状況をお過ごしかと存じます。そのご尽力に心中より敬意を表します。
 
 コロナの予防および重症化予防のためにも,改めて,日常の健康教育・ヘルスプロモーション活動の重要性が明らかにされています。日本健康教育学会としても,Withコロナの健康教育・ヘルスプロモーションのあり方を探究し,実績の蓄積に取組みたいと思います。
 まずは,1月24日の学会主催セミナー「ウイズコロナの健康教育・ヘルスプロモーションを考えるワークショップ」に多くの方にご参加いただき,議論の共有を進めましょう。

2020.7.11
 
 7月11日の第6回定時総会時に開催された理事会で,理事長として選出されました。昨年7月に神馬前理事長より引き継ぎ,1年間理事長を務めさせていただきましたが,引き続き,2年間,重責を担うことになります。どうぞよろしくお願い致します。
 本学会は,定款第11条3項で,代議員選挙の実施は4年に1度と決まっています。したがって,理事には2年×2期,計4年務めていただくことを基本としています。今回,理事全員から継続の意思確認を得ました。また監事お二人も継続してくださいますので,これまでの2年間と同様の安定した執行体制で,学会を運営してまいります。
 さて,現在,新型コロナウイルス感染症対策に伴い,私たちの暮らしや仕事は大きく変わってしまいました。学会としても,新しい生活様式の中で,どのような健康教育,ヘルスプロモーションが求められているのか,効果があるのかを考え,試み,記録していくことが必要です。その模索と挑戦のプロセスと成果,および課題を,共有できるような学会活動を考えていきたいと思っています。
本学会が,Withコロナの社会においても,健康教育・ヘルスプロモーションの研究と実践,そして政策のプラットフォームとして役立つ存在になることをめざします。
会員の皆さまのご協力,ご支援を,どうぞよろしくお願い申し上げます。

PROFILE

学会概要

日本健康教育学会とは

学会設立の趣旨: 

健康教育・ヘルスプロモーションの充実・推進およびその普及を図ることを目的とする。

主な活動内容:

年次学術大会の開催(年1回)、シンポジウムの開催(年1回程度)、

学会誌の刊行(年4回)、理事会・評議員会の開催、委員会・研究会活動など

学会員の構成: 

地域保健・学校保健・産業保健の各分野で研究と実践に携わる専門職

事務局所在地   

〒350-0288 埼玉県坂戸市千代田3-9-21女子栄養大学食生態学研究室内

TEL:049-283-2310  FAX:049-282-3721

設立

平成3(1991)年6月29日

平成26(2014)年7月1日 一般社団法人に移行

理事長

武見ゆかり(女子栄養大学)

歴代理事長

宮坂 忠夫 平成3(1991)年~平成17(2005)年6月 (業績一覧はこちら

衞藤 隆  平成17(2005)年7月~平成26(2014)年6月

神馬 征峰 平成26(2014)年7月~平成30(2018)年6月

武見ゆかり 平成30(2018)年7月~  

会員数

約1,073名 (令和4年(2022年)4月末 現在)

会費

正会員: 7000円 入会金: 2000円   その他

学会機関誌

日本健康教育学会誌(年4回+年次学術大会講演集)

定款・諸規定・細則