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日本健康教育学会ロゴ日本健康教育学会
Japanese Society of Health Education and Promotion

ぜひ、ご参加ください!
第75回日本公衆衛生学会総会&日本健康教育学会共催シンポジウム(シンポジウム5)のご案内

ヘルスプロモーションのための人材育成:アドボカシー能力をいかに高めるか?

 日本健康教育学会では,平成26年度より,アドボカシー(政策提言など)をテーマにシンポジウムやワークショップを行ってきました。その実績をふまえ,本年10月に開催される第75回日本公衆衛生学会総会時に,学会共催でアドボカシーをとりあげたシンポジウムを実施することになりました。
多くの会員の皆さまのご参加をお願い致します。

日時
2016年10月26日 15:10~17:00
会場
第75回日本公衆衛生学会総会会場(グランフロント大阪) 第1会場
〒530-0011 大阪市北区大深町3-1


【シンポジウム テーマ設定の趣旨】

 健康寿命の延伸は健康医療分野の最大課題であり,「健康日本21(第二次)」をはじめ,数多くの施策が展開されている。
 これらの施策は、現状を把握し、課題を整理し、解決方策を提示する、という政策立案のプロセスを経て実施に至ったものである。健康政策は科学的根拠に基づいて立案、評価、改善が行わなければならない。したがって、保健医療の専門職および関連する学術団体や研究者には、政策の基盤となる提言を行う役割が求められ、そのためのアドボカシー(政策提言など)能力が必要とされる。しかし、わが国において、そうした能力が十分に育成されてきたとは言い難い。
 そこで,本シンポジウムでは、公衆衛生分野の人材および学術団体のアドボカシー能力の育成をテーマとし、国内外における現状を踏まえ、今後の方向性や課題を議論することを目的とした。

【シンポジウムの構成】(敬称略)

 座長
上家和子(大阪府健康医療部長),武見ゆかり(女子栄養大学教授)
 シンポジスト
神馬征峰(日本健康教育学会理事長,東京大学大学院教授
春山康夫(日本健康教育学会学術委員会委員長,獨協医科大学准教授
中村正和(地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究せンター長
盛山正仁(法務副大臣兼内閣府副大臣,衆議院議員)
指定発言者
江川賢一(早稲田大学)


 まず、本学会理事長である神馬征峰氏からアドボカシーの概念整理と人材育成の国際的動向などを、春山康夫氏からは日本健康教育学会が先駆的に取り組んでいるアドボカシーに関する研修等の状況を、中村正和氏からはたばこ対策を例にアドボカシーにつなげる政策研究の必要性や今後の人材育成に向けた提案を、最後に政策決定者の側にいる衆議院議員 盛山正仁氏から学会や専門職に求める期待をお話ししていただく。また、指定発言として、日本健康教育学会のアドボカシーセミナー等に関わってきた江川賢一氏(早稲田大学)から中堅世代の立場での発言を行ってもらう。
 以上をふまえ、フロアを交えて、わが国のアドボカシーの現状と将来を議論し、ヘルスプロモーション研究・実践におけるアドボカシーへの関心を高め、関連する研究者・実践者間の情報共有を図りたい。

LinkIcon2015年度日本健康教育学会主催ワークショップ 報告

Developing skills for mobilizing advocacy for health promotion approaches to non-communicable disease prevention: from evidence to influence
NCD予防に向けたヘルスプロモーションアプローチのためアドボカシー(政策提言)スキル向上セミナー:
エビデンスから影響力へ

LinkIcon2014年度日本健康教育学会主催セミナー 報告

「研究・実践からアドボカシー(政策提言)へ」